|
|
1. |
トルコ陶磁器遺跡への国際共同視察(2006年3月) |
|
トルコ、エディルネでの視察団 |
|
陶磁貿易研究のネットワークを形成するため、肥前陶磁貿易の中継地である台湾の謝明良さん、そしてインドネシアのナニッさんと共に、アジアの近世陶磁貿易網の西端であるトルコの遺跡を視察しました。8日間イズニーク、キュタフヤなど陶磁器関連遺跡と博物館を見学し、案内してくれたトプカプ宮殿博物館のオミュルさんとの間で活発な議論がはずみました。 |
|
佐賀県立九州陶磁文化館
での研修状況 |
|
ジャカルタ国立博物館のエコワティさんと台湾でゼーランディア城跡陶磁片を研究しているワン・スーチンさんを招いて、最新の陶磁器研究について3週間の研修を佐賀県有田の佐賀県立九州陶磁文化館と東京の町田市立博物館で行いました。これまでとは異なって多国籍間の参加者による研修でしたが、大きな問題もなく新たな交流拡大の機会となりました。 |
3. |
インドネシアでの共同調査(2006年8,9月) |
|
ティルタヤサ遺跡での調査 |
|
これまで継続してきたバンテンのティルタヤサ遺跡とブトン島ウォリオ城跡での発掘調査を、インドネシア国立考古学研究センターと共同で実施しました。ティルタヤサは7回目になり、スジュン水門跡の全体構造を把握することができました。ウォリオ城跡は3回目で、南城壁外にある堀を発掘して、その性格を明らかにしました。
2004年以降のそれぞれの調査成果は、07年刊行予定の調査報告書に掲載します。 |
|
|
|
|
|